仕事と

06

地域の優良企業を市場の表舞台へ。
上場推進は緻密かつ、
大局を見る取り組みが不可欠。

上場推進部
人間・環境研究科 修了
2006年入社

現在の仕事

主に関西地域と中国・九州地域の企業に対して、株式上場へのプロモーション活動を行っています。具体的には地元の関係者と協力して上場意欲を高めていただくイベントを開催したり、企業を直接訪問して上場の制度やメリットを説明したり。各地域では長い歴史を持つ会社ほど上場に消極的な傾向がありますが、昨今の経済情勢を見据えて新しいビジネスや海外への進出を考えている企業には、実際の事例を挙げながら、成長戦略の一つの手段として、上場をご提案するようにしています。

企業が上場するメリットにはどんなことがあるのでしょう。

経営的な視点で見ると、上場によって市場からの資金調達が実現するとともに、社会的な知名度や信用度がアップすることで、地域の企業にとって大きな課題である人材の確保が容易になる等、さまざまな点でメリットを享受できます。また、上場によってビジネスの基盤が広がり、積極的な事業展開が可能になりますから、従業員一人ひとりのモチベーションの向上にも繋がると思います。

どのようなときに仕事のやりがいや面白さを感じますか?

上場の可能性がある企業へのアプローチは、証券会社や監査法人、銀行などからの紹介がほとんどである一方、現地に通ううちに地元関係者と懇意になり、それがきっかけで会社訪問に至ることもあります。そうしたときは、自分がその場に溶け込んで根深く仕事をしている実感があって面白さを感じます。もっとも、どんな出会い方をしたとしても各地域に埋もれている優良企業を市場の表舞台に送り出すサポートをすることで、飛躍的に成長をしてもらうことが一番のやりがいです。

反面、仕事で難しいと思うことはありますか?

上場推進の活動は、取引所だけの取り組みではまったく機能しません。地域の自治体や関係者をはじめ、証券会社や銀行など多くの関係機関と連携し合って初めて実現できることなので、いかに各所からの協力を引き出せるかが頭を使う点です。もう一つ、業績や体制が整った企業でも、上場に向いていない会社に対応するような場合は、上場の提案をすることによってかえってマイナスの要素を持ち込んでしまっていないかと思い悩むこともあり、難しさを感じます。対峙する企業の立場に立って、長期的な視点でベストな対応をしたいと常に心掛けています。

上場推進の仕事はどんな風に社会に貢献していると考えていますか。

優れた技術やノウハウを持つ企業は、株式上場することによって多くのファン=投資家に支えられて成長を加速させることができます。結果、その企業はさらにレベルアップした技術とノウハウを社会に還元でき、また投資家に利益をもたらします。そして、投資家はその利益をさらに別の企業の成長に当てることができる。このサイクルが延々と続けば、持続的な市場と社会経済の発展につながることは間違いありません。上場推進の役割はそのサイクルのコアを担うような、非常に社会貢献度の高い仕事だと思っています。

これまでの仕事で印象深い出来事を教えてください。

上場企業の管理を担当する部門に在籍していた頃のことですが、いくつかの企業に対して上場廃止の審査を行ったことが印象に残っています。公開した決算数値が実情と乖離していて、そこに粉飾などの悪質性が認められる企業は上場廃止になるわけです。なかには数万人もの株主を抱える巨大な企業もあって、私たちの判断によって多くの株主に甚大な影響を与えることを考えた際、非常に大きなプレッシャーを感じました。とはいえ、市場の信頼性を確保するには誰かがそれを推し進めないといけません。当時の上司と密に相談しながら、何とかやり遂げました。

今後JPXでどのように活躍していきたいか、目標をお聞かせください。

上場に関する業務に就いて7年近くが経ちました。しかし、上場を目指す企業の内部に踏み込まないとわからない情報や解釈の方法がたくさんあって、まだまだ込み入った相談に対して、円滑に対応できるまでには至っていません。これからより一層、知識と経験を積み重ねることで、どんな相談にも的確に答えられるような上場のスペシャリストになることが今の目標です。未来の大企業といち早く接点を持ち、上場に一役買って、将来の日本を支えるような企業に成長していく様子を間近に見たいと考えています。

Career Step

キャリアステップ

2007-2年目
上場管理部門に異動。適時開示の確認業務、上場廃止審査業務を担当。
2010-5年目
市場管理部門に異動。デリバティブ取引のリアルタイム監視業務に従事。
2014-9年目
上場推進部に異動。主に関西と中国・九州地域の企業の新規上場に向けたサポートを担当。
社員の想いINDEXへ戻る
01
市場管理部取引管理室
システム情報工学研究科修了 2015年入社
02
株式部
経済学部卒 2018年入社
03
デリバティブ市場営業部兼エクイティ市場営業部
経済学部卒 2011年入社
04
OTCデリバティブ清算担当
社会科学部卒 2013年入社
05
考査部
法学部卒 2010年入社
06
上場推進部
人間・環境研究科 修了 2006年入社
07
考査部
都市社会文化研究科修了 2017年入社
08
上場審査部
経済学部経済学科卒 2008年入社
09
IT開発部清算システム担当
文学部卒 2008年入社
10
株式部
政治経済学部政治学科卒 2007年入社
11
上場推進部
理工学部卒 2007年入社
12
金融リテラシーサポート部
法学部卒 2010年入社
13
総合企画部
法学部政治学科卒 2005年入社
14
情報サービス部
法学部法律学科卒 2002年入社
15
IT開発部トレーディングシステム担当
情報理工学部先進理工学研究科卒 2001年入社
16
売買審査部
商学部経営学科卒 2000年入社
17
ITサービス部
理工学部経営工学科卒 2000年入社
18
上場部
法学部卒 1998年入社