仕事と

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アジアでの新たなビジネス展開。
日本独自の強みを
活かしていくことが大切である。

総合企画部
法学部政治学科卒
2005年入社

現在の仕事

日本取引所グループの中期経営計画の中で掲げられているアジア戦略を担当しています。戦略の策定にあたっては、国内の有識者や証券会社のみならず、東南アジアの取引所や監督当局、現地の証券会社と意見交換を行い、それらを基に、日本取引所グループが今後どのようなビジネスを展開していけるのか戦略立案し、他部署と協働しながら施策を実行しています。我々の新たなビジネスとして、海外の取引所に対する、日本取引所グループのシステムや制度の輸出、テクニカルアシスタンスやコンサルティングサービスがあります。具体的には、取引所の様々な分野における制度整備、システムの構築、制度の運用方法などの知識・ノウハウを、他の取引所に提供するサービスです。

現在の仕事がアジアで果たす役割とはどのようなものですか?

特にアジア各国の取引所を見てみると、制度は存在するものの、実際の運用がうまくいっていないというケースが少なくありません。アジア各国の取引所と日本取引所グループは伝統的に友好関係を築いており、今までもこれらの取引所への研修は行ってきましたが、画一的な内容であることと、日本取引所グループのビジネスにつながっていないことを残念に感じていました。日本取引所グループが長年培ってきたノウハウをパッケージにして還元していくことは、先方のニーズに沿うことができ、アジア経済全体の発展にも寄与できます。

アジア経済を活性化し、発展させることにつながるわけですね。

加えて、アジア各国が、制度や運用などの域内標準化を進めている中で、日本取引所グループが有するノウハウを提供していくことは、日本取引所グループのアジアにおけるプレゼンスを高めることにつながると思います。東南アジアの一部の国々からみれば、日本はマーケットの規模が大きく、制度や運用が発達している先進国と見られています。「成熟したマーケット・インフラを持つ取引所」としての強みを新たなビジネスに確実につなげていくためには、日本取引所グループが独自に持つ強みを正確に把握し、世界へ発信していくことが必要不可欠と感じています。

仕事をする上で心掛けていることはなんですか?

取引所の仕事の多くはチームワークが大切です。例えば、テクニカルアシスタンスの第一弾としてベトナムの取引所向けに行った取組においては、5つの部署・約20名でチームが編成され、先方のニーズに沿いかつ日本取引所グループの今後のビジネスにつながるようなメニューを考えたり、資料作成したりするために何度も何度もチームで議論を重ねた結果、有意義な内容となりました。今回のチームは若手が多かったのですが、ディスカッションが活発でとても楽しかったですね。若手が活躍する場が多くあり、チームワークが多い分、常日頃から高くアンテナをはって問題意識を醸成し、自分の意見を持つこと、さらにそれをしっかり相手に伝えられることがとても大事なことだと思います。

これまでのキャリア形成で最も役に立っていることはなんですか?

私は入社7年目に、留学制度を利用し米国のビジネススクールに留学しました。当時、私は、取引所が投資家や上場会社など顧客のニーズをしっかり把握し、ビジネスやより良いサービスに活かしていくというサイクルが必要なのではないかと考えていました。そのため、ビジネススクールでは、マネジメントやマーケティング関連の授業を中心に履修し、経営戦略について深く思いを巡らすようになりました。この2年間の勉強が、今、日本取引所グループの戦略を構築するうえでの土台となっていますし、留学直後に自分の専門知識を活かせる業務に携われたことは、私のキャリアの中での財産になると思っています。

最も印象に残っている出来事を教えてください。

「将来ビジョン勉強会」が印象に残ります。今後、世界や日本はどう変わっていくのか、取引所の未来はどうあるべきか、今日本取引所グループが取り組むべき課題は何かといったことをテーマに、様々な年次・役職の社員が向かって議論し合えたことはとても刺激的で、また提案した内容の一部が経営計画に生かされたときは、とてもやりがいを感じました。小さい組織ですので、こういった勉強会でなくても、経営との接点が持ちやすいように思います。年次を問わず、取引所がよりよくなるためには何が必要かを常に発言する機会があるのが日本取引所グループの良さですね。

働く場としてのJPXの魅力を一つ挙げるとすればなんですか?

日本取引所グループは若手が活躍するチャンスにあふれていることです。入社2年目に韓国取引所で開催された国際会議でプレゼンテーションをしたり、入社5年目にはニューヨーク証券取引所に初のトレーニーとして派遣されたりしました。海外の取引所と直接接点を持った結果、世界の中で日本の取引所が置かれているポジションを痛感したとともに、取引所の合従連衡が続く世界で日本取引所グループが国際競争力を高めるには何が必要なのか考えるようになりました。最近も、ベトナム、タイ、フィリピンの取引所、監督当局や証券会社などでプレゼンをし、意見交換をして参りました。お会いする方は取締役クラスですし、緊張しましたが、留学で度胸がついたようで、内容の濃い出張になりました。

Career Step

キャリアステップ

2005-1年目
派生商品部に配属。
2006-2年目
上場部に異動。上場会社の適時開示業務などを担当。
2008-4年目
上場管理部に異動。上場廃止審査業務などを担当。
2011-7年目
留学制度を利用し、米国ペンシルベニア大学ウォートン・スクールに留学。MBAを取得。
2013-9年目
総合企画部に異動。アジア戦略を担当。
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01
市場管理部取引管理室
システム情報工学研究科修了 2015年入社
02
株式部
経済学部卒 2018年入社
03
デリバティブ市場営業部兼エクイティ市場営業部
経済学部卒 2011年入社
04
OTCデリバティブ清算担当
社会科学部卒 2013年入社
05
考査部
法学部卒 2010年入社
06
上場推進部
人間・環境研究科 修了 2006年入社
07
考査部
都市社会文化研究科修了 2017年入社
08
上場審査部
経済学部経済学科卒 2008年入社
09
IT開発部清算システム担当
文学部卒 2008年入社
10
株式部
政治経済学部政治学科卒 2007年入社
11
上場推進部
理工学部卒 2007年入社
12
金融リテラシーサポート部
法学部卒 2010年入社
13
総合企画部
法学部政治学科卒 2005年入社
14
情報サービス部
法学部法律学科卒 2002年入社
15
IT開発部トレーディングシステム担当
情報理工学部先進理工学研究科卒 2001年入社
16
売買審査部
商学部経営学科卒 2000年入社
17
ITサービス部
理工学部経営工学科卒 2000年入社
18
上場部
法学部卒 1998年入社