仕事と

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市場の信頼性・公正性を高め、
日本の証券市場の価値向上、
日本取引所グループの国際競争力向上に貢献。

売買審査部
商学部経営学科卒
2000年入社

現在の仕事

売買審査部は、株式・デリバティブ市場で「相場操縦」や「インサイダー取引」といわれる不公正取引が行われていないかをチェック(売買審査)している部署で、証券市場の信頼性・公正性を確保するという重要な役割を担っています。私が所属する総務・企画・取引相談グループでは、どのように売買審査を行っていくかという制度や運用の企画・立案、売買審査のための専用システムの開発の調整、上場会社や証券会社からの証券取引に関する各種相談の受付などを行っています。

現在の仕事のやりがいはどんなところにありますか?

証券取引の現状としては、プログラム化されたコンピュータから大量の取引が発注されることも多くあり、膨大な取引データの中から不公正取引の可能性のあるものを抽出・分析し売買審査を行うためには、独自に開発したシステムが不可欠となっています。私たちは、実際にシステムを構築していくシステム部門と綿密な打ち合わせを行い、売買審査担当者のニーズやノウハウを盛り込むことで売買審査専用のシステムをつくり上げています。 このような業務を実現し、私たちの売買審査の結果が、不公正取引の摘発につながったときには、日頃の仕事への達成感があります。また、売買審査を通じてJPXの市場が健全な証券市場であるという質の維持・向上につながることで、国内外の投資家からの信頼を獲得し、日本の証券市場の価値向上、日本取引所グループの国際的競争力向上に役立っていることに大きなやりがいを感じています。

これまでのキャリアで役立っていることはなんですか?

私の業務キャリアの大半は「自主規制業務」と呼ばれる証券市場や上場会社、市場参加者のクオリティチェックに関わるもので、各部署での経験は、現在、自主規制業務を担う他の部署との調整や連携を行う上で非常に役立っています。日本取引所グループでは、自分の業務に対する希望を会社に伝えながら、キャリアプランを実現していくことができます。日本の経済インフラを支え発展させていくという社会的意義の大きい仕事をしながら自身の専門性を深め、成長を続けたい人にとって、とても魅力的な職場だと思います。

最も印象に残っている出来事を教えてください。

入社9年目の異動で、プロの投資家だけが参加するという新しいコンセプトの金融商品市場をつくる(旧TOKYO AIM取引所創設)というプロジェクトに携わりました。投資家がプロに限定されるという誰も経験したことがない取引所づくりは試行錯誤の連続でしたが、多くの関係者からご協力をいただき、時にこれまでの経験を活かし、時に固定概念を捨て柔軟に対応し、最終的には納得のいくプロ向け証券市場を開設することができました。このプロジェクトに携わっていた期間は、非常にチャレンジングで貴重な体験でした。

仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

私が入社したころは、株式の取引自体は秒単位の速度で取引が成立するという状況でした。それがこの10年の間にミリ秒(1000分の1秒)単位で取引が成立するという状況に変わっています。取引のスピードに限らず、JPXを取り巻く法律・制度、テクノロジー、世界における金融取引環境は目まぐるしく変化し続けており、このような業界にある日本取引所グループで仕事をするということは、常に変化・変革に対して臆せず、挑戦する姿勢が必要だと思います。

学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

日本取引所グループの業務は投資家、上場会社などの発行体、証券会社、行政当局、システムベンダーなどさまざまな方々によって支えられています。日本取引所グループで仕事をするということは、「常に変革を意識しながら多くの方々と協働し、世界の中での日本の金融商品市場の将来を切り開き、創造していく」ことだと思っています。そのような気持ちや信念を持った皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

Career Step

キャリアステップ

2000-1年目
株式部に配属。現物市場(株式・CBなど)におけるリアルタイムでの取引状況の監視業務などを担当。
2001-2年目
旧会員部(現取引参加者及び考査部)に異動。取引参加者の管理業務(財務状況や業務執行体制の確認など)、考査計画策定などの総務企画系業務を担当。
2004-5年目
上場審査部に異動。上場審査業務を担当。
2008-9年目
プロ(投資家)向け新市場創設プロジェクト(旧TOKYO AIM取引所)に異動。プロ(投資家)向け市場を運営する金融商品取引所の創設業務を担当。
2011-12年目
売買審査部に異動。前述業務を担当。
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01
市場管理部取引管理室
システム情報工学研究科修了 2015年入社
02
株式部
経済学部卒 2018年入社
03
デリバティブ市場営業部兼エクイティ市場営業部
経済学部卒 2011年入社
04
OTCデリバティブ清算担当
社会科学部卒 2013年入社
05
考査部
法学部卒 2010年入社
06
上場推進部
人間・環境研究科 修了 2006年入社
07
考査部
都市社会文化研究科修了 2017年入社
08
上場審査部
経済学部経済学科卒 2008年入社
09
IT開発部清算システム担当
文学部卒 2008年入社
10
株式部
政治経済学部政治学科卒 2007年入社
11
上場推進部
理工学部卒 2007年入社
12
金融リテラシーサポート部
法学部卒 2010年入社
13
総合企画部
法学部政治学科卒 2005年入社
14
情報サービス部
法学部法律学科卒 2002年入社
15
IT開発部トレーディングシステム担当
情報理工学部先進理工学研究科卒 2001年入社
16
売買審査部
商学部経営学科卒 2000年入社
17
ITサービス部
理工学部経営工学科卒 2000年入社
18
上場部
法学部卒 1998年入社