仕事と人

Interview

社員の想い

06

法律知識と語学力を武器に、
JPXを世界の投資家に
選ばれる取引所に変えていく。

情報サービス部
法学部法律学科卒
2002年入社

現在の仕事

投資家、証券会社、情報ベンダーなどのお客様に、主に、相場情報を有償で提供する仕事を担当しています。約半数は海外のお客様で、相場情報を利用する際の料金体系・利用条件などの検討、契約交渉やサポートなどが主要な業務です。納得して契約を結んでいただくために、国によって異なる法律や商習慣を把握し、お客様の事情をしっかり理解した上で、私たちのルールを入念に説明しながら仕事を進めています。

これまで携わった仕事で、印象に残っているものはありますか?

私たちの役割は、いかに日本の市場を活性化させ、利用者にとって魅力的な市場にするかということにあります。その一環として、ある情報ベンダーが運営する無料インターネットサイトでの株価情報のリアルタイム提供を実現しました。従来そのサイトは、20分遅れの株価情報を掲示しているのみだったので、この新サービスの導入にあたっては、当然同業他社から反対意見もありました。そのため、私たちは、海外取引所のリサーチやヒアリングなどを通じ、十分な調査を行ったうえで、・海外取引所ではすでに無料サイトでの株価情報のリアルタイム提供を許容していること、・特に個人投資家にとってリアルタイムでの株価情報を取得しやすい環境を作ることが証券市場の起爆剤として期待できること、などを関係者に対し丁寧に説明していき、導入を迎えることができました。

その際、どんなことを心がけて仕事に取り組みましたか?

ルールメイカーとして中立的な立場である一方で、ニーズを踏まえたサービスをタイムリーに提供していくことも私たちの大切なミッションです。こうした新たなチャレンジをしていく時は、既存の制度、マーケット、利用者に対する影響を勘案し、多くのステークホルダーをまきこみながら「総合的に市場が発展していくか」を常に意識していくことも忘れてはいけません。

これまでのキャリア形成で最も役に立っていることはなんですか?

社内の海外留学制度を利用し、米国コロンビア大学のロースクール、その後の米国系投資銀行のリーガル部門での研修と、米国に2年間留学したことです。米国会社法、証券取引法などについて学び、NY州司法試験に合格。NY州で弁護士登録も行いました。海外留学にチャレンジすることで知識や資格だけでなく、世界各国の人たちと対等に議論や交渉をする力、国際的な人的ネットワークを得ることができました。現在の仕事を進める上で多いに役立っています。

現在の仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

さまざまな国のお客様と関わることで、視野がどんどん広がり、常に世界とつながって仕事をしている、という充実感がありますね。その際、前部署(法務グループ)での仕事や米国ロースクールへの留学で身につけた、法律知識・語学力が非常に役立っています。

今後の目標をお聞かせください。

お客様が、どういうサービスを求めているのか、あるいは、どういうサービスならお客様に喜んでもらえるかを常に考え、スピード感をもって、サービスに反映していきたいですね。また、取引所の業務は、非常に多くのステークホルダーとの関わりながら行われます。新たなサービスを提供したり、制度改正を行ったりする際など、時に難しい調整が必要になりますが、日本取引所グループがその結束点となり、お客様からより選ばれる取引所となるように進んでいきたいと考えています。これからも、法律知識と語学力を武器に、日本取引所グループがグローバルな規模で投資家に選択される取引所に発展していくために尽力していきます。

Career Step

キャリアステップ

2002-1年目
株式部監視グループに配属。証券取引の基礎を習得。
2003-2年目
総務部法務グループに異動。他部署からの法律相談を受け、法的な問題点を洗い出し、検討。
2008-7年目
留学制度を利用し、米国コロンビア大学ロースクールに留学。NY州司法試験に合格。NY州で弁護士登録。
2010-9年目
情報サービス部総務グループに異動。投資家、証券会社、情報ベンダーなどのお客さまに相場情報の提供を行う。